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苦手な数学を「できる」に変えよう!あなたが苦手な理由とその克服法について

数学は、得意な人と苦手な人がはっきり分かれる科目のひとつです。

最初は一生懸命やっていても、問題文の意味がわからない、図形がわからない、計算が合わない、ということの繰り返しで、いつの間にか勉強しなくなってしまい、当然点数が伸び悩む。

そんなループにハマってしまう人が多いのではないでしょうか。

 

しかし、できない、わからない、にもレベルがあります。

計算ができないのか、図形が苦手なのか、一括りに苦手といっても、対処法は全く変わってくるのです。

 

言いかえれば、何が苦手なのかを理解できれば、苦手な数学を「できる」に変えられます。

 

ここでは、とにかく数学がわからない、というあなたのために、原因と対処法について解説いたします。

どこで引っかかっているかを確認し、そこから少しずつ始めてください。いつの間にか、なんだかできるようになっているな、という手ごたえを感じてもらえるはずです。ぜひご覧ください。

 

計算が苦手?図形が苦手?

数学が苦手になる最初の関門として、

  1. 計算ができない
  2. 図形がわからない

という大きな2点があります。それぞれについて見ていきましょう。

 

計算ができない、答えがなぜか合わない

計算間違いの主な原因は、

  1. 繰り上がり、繰り下がりを間違える
  2. 計算の順序を間違える

です。

 

繰り上がり、繰り下がりを間違える

計算問題がやっかいなのは、合う時と合わない時があり、「そうそう、うっかりミスだった」と思いがちなところです。

関連記事:うっかりミスは〇〇しないと、一生治らない?

 

しかし、2問に1問間違えれば、それは100点中50点と同じこと。

計算問題は常にパーフェクトを目指すべきですが、つい「ああ、またやっちゃった」というところで終わってしまい、いつまで経っても間違え続けてしまうのです。

 

繰り上がりや繰り下がりの間違いは、いまに始まったことではないはず。体に染みついているといってもいいでしょう。

ただ、これで間違えるのは本当にもったいないので、ちょっとだけ意識を変えてみてください。

 

つまり、

「僕は、繰り上がりや繰り下がりに弱い」

「だから、間違えてないかな、ミスしていないかな」

と。

 

頭の片隅で考えながらやるだけでも違います。

用心深く取り組むようになります。

 

計算の順序を間違える

計算の順序を間違える人は、すぐに取り掛からず、23秒、式全体を見渡すクセをつけてください。

ケースバイケースではありますが、計算記号の上に、計算の順番を書くのも一つの手。その順番を確認しながら解くと、間違いは減らせます。

見直しの時も自分の解いた順番が書いてあると、間違えていた場合に修正しやすいです。

 

特に中学生以降は正負の数が入ってきますよね。

中学1年生で習う-(マイナス。負の記号)の扱いに不慣れなまま進んでいくと、あとで余計にしんどくなります。ですから、マイナスの計算は徹底してマスターしてください。

関連記事:イメージで覚える正負のかけ算!

 

計算間違い全般に言えることですが、計算途中の数字や途中式を面倒くさくても残しておくことが重要です。

どこで、何を間違えたかを確認しなければ、いつまで経っても正答率は上がりません。答えだけの○×をつけても、何の意味もない、ということを心に留めておいてください。

関連記事:間違い直しをしない勉強に意味はない

 

図形がわからない

図形が苦手という人は、いままでに習ったことのある図形をフリーハンドで描いてみるといいでしょう。

すると、円が卵のような形だったり、正三角形なのにどれも辺の長さが違ったり、立方体なのに辺の長さがおかしかったり、ということがあるはずです。

 

もちろん図形の定義を覚えることも大切です。

しかし、図形を正しく描く練習は絶対にしてください。何度も描くことで、正しい図形のイメージを脳に叩き込むのです。すると、複雑な図形が出てきても、実はここに正三角形が隠れている、これはひし形だ、という風に形を見つけることができるようになります。

 

また、公式で使う言葉と場所が一致していない、うまく示せない、ということもありますから、ここが中心、これが半径、これが底辺と高さ、といった確認をしておきましょう。

ここまでやってこそ、図形を描く練習といえます。

 

これができていないと、図形の絡む関数や相似などの問題も解けません。

応用問題でよく出てくる補助線の引き方も、こういう図形を作ろう、この点とこの点を結べばいい、という図形認識の判断があってこそ初めてできるのです。

どんな形を作ればいいのかわからなければ、補助線を引くことはできません。

 

まずは図形をキレイに描くことです。

1日に何個か、ちょっとした時間のすき間で描くクセをつけてください。

 

直角三角形という形がしっかり認識できれば、証明で等しい場所を探すのはたやすくなります。円の半径と中心がわかっていれば、角度の問題も解けるようになります。

あなたの図形に対する理解が正しいものになれば、複雑な図形の問題への理解も進んでいくでしょう。

 

基本問題が解けない

実は、計算や図形の把握がある程度できるようになれば、一行問題のような基本的な問題は解けるようになっています。

公式1つで解ける問題は数多くあるからです。

 

もちろん公式の暗記は必要です。

三角形の内角は180°ということを知らなければ、角度の問題は解けません。数学は思考力や発想力が大切だといわれますが、暗記もとても大切です。公式は問題を解くための基本的な装備なのです。

関連記事:「暗記が苦手だ...」という人へ!自分に合ったとっておき暗記法について

 

答えが正解ならそれでいいですし、もし間違えているなら、どこで違えたのかは確認してください。

計算ミスなのか、公式を覚えていないのか、図形の見方が間違っていたのかがわかれば、次に解くときに気をつけるポイントがわかります。

 

基本的な問題でも、文章題になるとわからなくなる!という人もいるでしょう。

そんなときは、書いてある内容を図や表にして、整理することが大切です。これも、いきなり整理しろということではありません。解説を見ながら、その通りに書いてみます。

 

数学ができない人ほど、似たような問題をやるときに、式だけで済まそうとすることが多いです。

図や表を書くということは、頭の中の考えを出してくることです。知識の出し入れの訓練は、積めば積むほどスムーズになりますが、慣れないうちはとてもしんどいのです。

 

しかしこれも図形の把握と同じで、繰り返しやっているうちに、頭の中にしっかりとしたイメージができてきます。

そうなれば、もっとスピーディに解けるようになりますし、書き出すことが苦ではなくなります。

 

ですから、どんどん書いていきましょう。

反復練習が、必ずあなたの力になります。

 

まとめ:毎日の5分が「できる」に変える

今回、数学が苦手な人に向け、その克服法を解説してきました。

途中式を書くのって面倒くさいな、図形もうまく描けないから練習なんて嫌だ、という人もいるでしょう。しかし、一瞬でできるようになる方法はありません。

 

特に数学のように積み重ねの勉強は、基本のところからつまずいてしまうと、ずっと引きずることになります。

 

一度に全部やれ、というわけではありません。

計算ミスが多いなら、学校の授業中や宿題をやっているとき、塾で勉強しているときに、少しだけ、計算間違いに気をつけよう、という意識を持ってください。

そしてできれば、毎日5分か10分でいいので、計算問題を解くこと。

 

図形が苦手ながら、ノートの隅でいいので、15つ図形を描いてみること。

それだけで、あなたの数学に対する理解力は変わります。そうして、苦手を克服してきた人が大勢います。

 

嫌いを好きに変える必要はありませんが、「できない」を「できる」に変えることは可能です。

心がけひとつでよくなっていきますから、諦めずに取り組んでください。

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講師 砂田

学習塾 Step by Stepの講師。担当は英語と社会。
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