今回は勉強に対して、惰性で行っているように感じることが増えてきたこの時期に
再度、勉強に対する意識や気持ちといったものをどうすればいいか。それを記していきたい。
生徒と話していると、塾に来る前の「今日も塾かぁ…」と思いながら用意をし、そのまま授業に赴くという
話を聞いた。
勉強自体、確かに面白いと感じる学生は少なく、それが猶更受験生ともなったら、勉強から離れたいと思ってしまう
そういう心理も分からなくはない。
しかしテストや受験前にそんなメンタルで勉強を行っても、集中もできないし、難しい問題に直面した時、すぐに諦め考えるのをやめてしまう…。そういう生徒を多く見てきた。
ではどうしたらいいのか…。気の持ちようと言うのは簡単だが、それをどうすればいいのか…。
集中力のたとえ話を挙げてみる。
小学校のとき、時計を見ることも忘れてずっと友達と遊んだり、図工やそのほかの何かに集中していて
気が付いたら帰る時間だったという経験は誰でも一回はあると思う。
集中力というものを枠組みに考えた場合、遊んでいて時が経つのを忘れるのも、勉強、授業に全く集中できないのも
同じ集中力なのである。
なら勉強に対して「だるいもの、つまらないもの、苦手なもの」といった考えを少しでも自身の意識から
取り除いていくことが重要なのではないだろうか。
遊ぶことに対し、「だるいもの、つまらないもの、苦手なもの」と感じたことがある人間は少ないだろう。
なら遊びと全く同じ考えでやるのは不可能だとしても、同じ土俵に上げる…そういう意識への改革を
行っていくことこそが、勉強やテスト、受験に取り組む際に一番大事なことなのではないだろうか。
講師 黒川
最新記事 by 講師 黒川 (全て見る)
- 中学生向け「歴史」プリント:奈良~室町編 - 2018年2月26日
- 中学生向け「英語」プリント:過去形の活用小テスト - 2018年1月25日
- 中学生向け「歴史」プリント:人物確認小テスト - 2018年1月10日