数日前に中学生の定期考査が終わった。
進路のかかった三年、漠然と未来を考え始めた二年、とりあえずでテストを受けた一年生…
そんな中で結果の出た生徒、出なかった生徒がいた。
当然塾といては全員が満足いく結果を出してほしいと思っているが、家庭学習にまで手を出せないという問題は
常に考えなければいけない問題だろう。
今回はテスト一週間前までには終わらせておいてほしいことを書いていこうと思う。
まず一番生徒が苦労しているように感じたのが
暗記(漢字、英単語文法、社会)など
である。
これらのものをテスト一週間前から覚え始めている子が多くいた。
そしてそれをしていた子はほとんどが自身の望んだ点数には届いていなかった。
テスト期間自習に来た中、三時間も四時間も延々と漢字の書き取り、英単語の暗記。
そんなものは一人でできるし、家でもできる。
まずテストに一週間に迫った段階で暗記をはじめたとして、五科目分を完璧に覚えられるのだろうか?
それらは習ったあとに少しずつ時間をかけて定着させていくものであって、テスト前の一瞬だけ覚えとけば
いいというものではないのだと…そういう考えを持ってほしい。
新しく出た単語、文法、漢字、その他のワードはテスト一週間前の段階で70~80%は覚えれている
そういう状態にもっていってそこからテスト一週間前に入っていってほしい。
また英語、国語などの場合文法や、品詞などは一度出た後に再度何度も授業で復習をするケースは学校でも
塾でも少ない。
そういうものがテストで出て、間違えた場合、しっかり覚えている間復習も行っておいてほしい。
一か月後、初見だと言われても、こちらは譲歩できないし、学校でも当たり前に出てくる。
そういう当たり前についていけなくなったとき、勉強というものが本当に嫌になり、落ちこぼれていってしまうかも
しれない。
そうならないためにも
暗記しなければいけないものは、テスト一週間前より更に前の段階で取り組んでおいてほしいと思う。
講師 黒川
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