あなたは『勉強法がわからない・・だからもういいや・・。』っと諦めてはいないでしょうか。
塾運営を続けていると、こういった悩みを持ったあげく勉強を諦めてしまう、という子どもに出会うことが多いです。そして大概の子どもはこの時点で勉強で勝負することを止めてしまいます。
本当にもったいないことです・・・。
わからない事に気がついた時点で進歩
子どもの勉強の進度具合には個人差があります。
自分でテキパキやってしまう子がいれば、何にも手を付けずぼーっとしている子もいますよね。
中には、今の自分の現状に気がつけていない子がいるのですが、これは実に恐いことです。
自分の現状を把握せずに『自分は何となくだけど勉強ができているんだ!』と思い込む人ほど、後になって取り返しのつかない所まで突入してしまうものですから。
その点、勉強法がわからない・・と悩み、塾に行くというアクションを起こした子は、まだ救いがありますよね。そこから理解できていない部分を見つけ出し、その子にあった勉強法を探していけばいいのですから。
つまり改善の余地があり、必ず前へ進むことができるのです。では、あなたはその事実に気づいているでしょうか?
一体、何がわからないのかをまとめる
「勉強法がわからない」という、この言葉はあまりにも漠然としています。この言葉をもって相手が適切なアドバイスをしてくれると思ってはダメです。
自分は勉強法がわからないと気づいたのなら、さらに具体的にわからない部分をリスト化してみてください。例えば、『英語の単語の覚え方がわからない』『英単語はわかるけど文法、特に時制がわからない』などです。
当たり前な事に思えるかもしれないですが、現時点で学校のテストが低い=勉強ができない子というのは、ここまでわからない点を落とし込めていない事が多いのです。
学校の先生に対しても『英語が全くわからん!だから教えてくれ!』と言っていないでしょうか?それでは決して良いアドバイスはもらえませんし、双方にとって利点がないですよね。
塾に行っている子はその点を先生がいっしょになって探してくれるのですが、塾に行っていない子は自分でこれらを行う必要があります。
どの時点で気づけたのかによって改善作業の多さが変わりますが、ここが一番辛いでしょう。
ただ、一番始めにこの作業をしないことには前に進むことはできませんし、一生勉強法がわからないと嘆くだけの人間になってしまうのです。気をつけてね。
まとめ:『勉強法がわからない』を、もっと具体的に
冒頭で述べた通り、「勉強法がわからない・・」と悩むのは、成績を伸ばすための第一歩を踏み出したに違いありません。
ただゴールまでの距離・道のりをまだ把握できていない段階にあるのです。
手っ取り早く改善するには学習塾に通うことですが、それに頼りたくない場合は自分で1教科ずつ、一番始めから見ていくしかありません。
しんどいとは思いますが、わかるようになりたいのなら「やる」しかないのです。頑張ってくださいね。
塾長 増田
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